アモントン・クーロン法則と物理学への興味

こんばんはよっしーです。

 

今日は2回目の投稿

 

ふと思い出したので書いてみる。

 

歩く時とか、机に何かものを置くときに今摩擦がどのくらい働いているのかを考えることはないでしょうか。

 

高校生の頃、とある大学の物理学科オープンキャンパスに行ったとき

研究紹介で、教授が摩擦についての講義をしていたのを覚えている。

内容はアモントン・クーロンの法則に関することだった。

その法則についてここで深く話すつもりはない。

 

その教授の研究は、物体と接地面との境界部分の摩擦を原子スケールで考察する研究。

 

当時の俺は、摩擦力は物体に働く垂直抗力と摩擦係数によって求まり、垂直抗力は物体の質量に比例するってことくらいしか分かっていなくて、物体と接地面との境界部分の振る舞いについて考えることはなかった。

 

教科書を読んで摩擦については理解してるつもりだった。

けれど違った。

 

その時の俺は、物理学の世界は今自分が知らない現象が沢山あるんだと知った。

そして大学ではそれを学ぶことができるんだとわくわくした。

 

更にもっと知りたいと思った。

けれど、教科書や受験参考書では当然そんな内容は載ってなく、物理の問題を受験勉強のために勉強するのがとても嫌だった。

 

だから、受験勉強にのめり込むこともできず、学校帰り本屋に寄っては一般専門書籍を立ち読みしていた。

 

こんなに俺の知らない現象が沢山あって、多彩な数式で表現されていることに感動した。

当然、数式は見たこともないようなものばかりで理解はできなかった。

それでも読んでて飽きなかった。

 

途端に教科書がつまらなく感じてしまって読まなくなってしまった。

その後、結局受験勉強が終わるまで一切教科書を開いた記憶はない。

 

ただ、当然大学受験をしないと大学に入れないわけだから、受験用の参考書はひたすらやった。

問題集もやった。けれど問題は解けてもなんだか理解できているようで理解してる気がしないものもいくつかあった。

 

そしてまた、ふと寄り道して専門書籍を読んで、わくわくしての繰り返しだった。

当然理解はできないんだけどね...

 

今思い返すと、物理が得意だったとは思わないけど興味があったんだろうな。

 

そして大学の学部は電気だったけれど、物理学そのものに興味があって今もそうなんだと思う。

 

今の研究分野も物理学を根本的な概念としていて、偶然なのかは分からないけれどあの時のワクワクを今でも追っている気がしている。